同居の姑
同居するということは、姑にとってもリスクなことである。
一応の昔からの流れで同居の選択をしてはみたものの、同居して、果たして自分とはまったく違った人生を生きてきた嫁という他人とうまく人間関係が築けるのか、ここの不安感は相当にある。
しかも、同居する場は、多くの場合、姑が今まで何十年にも渡って守ってきた我が家である。
我が家に異人が侵入してくる。
表現は少々度が過ぎているが、同居を控えた姑の心理状態はこの発想に似たり寄ったりの部分があるのではないだろうか?そして、この心理は同居が始まるとストレスにつながってくる。
もちろん、姑だって最初は同居する嫁のことを寛容に受け入れ、良好な人間関係を築きたいのは山々である。
が、さりとて、家にはいろいろなルールや暗黙の了解というものがあり、それを容認しながら同居家族との人間関係を築いてきたのも事実である。
そういう家庭の事情は、何でも理詰めで説明ができるわけもなく、感覚的な部分が多くを占める。
嫁にはそこの部分が解ってもらえるのか、姑の不安はそこにあり、不満もそこから始まる。
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